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2009年9月25日 (金)

N-JAPAN 命の現場(関西TV8ch) についての 感想

N-JAPAN 命の現場(関西TV8ch) についての 感想

09/9/2124 11:30pm 3夜連続で ch8(関西TV) N-JAPAN報道2009命の現場として ペット事情の裏側をレポートされていました

深夜に 決してまじめに動物を迎えようとしているとは感じられない客に幼齢動物を売り 店頭展示のために睡眠時間さえも与えなく 無生物のごとき「もの」として「商品」としてのみ 利益追求だけに繁殖され生かされている現状に多くの人々が関心を寄せていただくことを期待します

これらの行為が何故法令違反(2及び7)としての指導の対象とならないのか 『動物の愛護及び管理に関する法律』に記された 『動物が命あるものである』『人と動物の共生に配慮』は文字の羅列に過ぎないのか 従来から私たちが主張し改善を求めてきたことではありますが この度改めて映像として公開されましたことを評価いたします

環境省室長様のコメントでは業者の利益保護を表明されておられましたが このお言葉は業者には力強いことではあるでしょうが 動物福祉を掌られる国の方針を図るお方の言葉として負の印象は拭いきれません

多くの方々から抗議をしたいとの意見が届きました

私も非常に残念に思います

数年前 地方自治体中央の動物部門の方が出先である地方の担当者に不適切営業の調査と指導を指令されたとき 今回のように業者擁護の「厳しくして業者を倒産させるのか」という言葉が返ってきたと嘆いておられたことを思い出します

「よくないことをよくない」と言うことが言えない社会では「よくないこと」が幅を利かせてしまいます

改善勧告が即廃業に繋がるのであれば業者 業界に問題があるのであり それらを看過している国も担当行政機関も国民も「悪」の助長に加担していることになると思います

私も現役当時には数々の繁殖業者を見てきましたし レポートも出しましたが このような業者は行政管轄から逃れて 地域を移動して当局の査察を逃れていることもあります

私たちの要請に沿った形で 査察をされても前出のように業者擁護に終わることが多く 何も変わらないことのほうが普通で失望することで終わっていました

このレポでもキャスターの滝川・クリステルさんが熊本市を訪問され 殺処分ゼロを賞賛されていました

見学者の多くが屋外に係留されている犬たちを見て 感動されると聞いていますが この熊本市の現状で鎖での係留が不適切飼育として問題視されないのは 

殺処分ゼロとするためにはやむをえないと評価されているからか そこまで奥深い判断ができる動物福祉の知識を備えていないのか 触れることで非難の対象にされたくないのか-------

単純に考えて 保管動物が一気に殺処分ゼロになることが矛盾なくして実現しているのか 疑問です 

周辺行政機関や動物個体または飼い主 社会等の何処かにしわ寄せがあり それを黙認するのか 将来の改革への一歩と見做して「陽性強化」とするのか 議論をする必要があるのではないでしょうか

映像が行政機関でのガス殺処分をリアルに報じていましたが これを国として「動物の殺処分方法に関する指針」に「安楽死処置」として公然と認められている現状を再検討しなければならないことについて改めて強く要望いたします

安楽死処置を議論せず回避してきた結果が安楽死処置を忌避され 結果において獣医師にも義務として考えることさえも敬遠させる社会的状況を作った思います

動物の殺処分方法に関する指針 http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/laws/shobun.pdf

改正 平成12 12 月 1日環境省告示第 59

19 11 12 日環境省告示第105

殺処分現場撮影に協力をされ公開されたこの行政機関の判断は正しいと思いますが 殆どの行政機関では一般市民には殺処分の行程は公開されません

安楽死処置と言う言い訳が通らなくなること 職員への配慮があるからでしょうが 確認を望む市民には公開することが税金の適正運用からも当然であるのではないでしょうか

新生民主党政権でこれらの問題を真摯にご検討くださいますよう切望いたします

この映像に写された行政機関施設の動物保管管理が低水準であることも更なる問題点であると感じました

水浸しの床に仔犬たちがおびえている姿は『動物の愛護及び管理に関する法律』の精神からは程遠く 国家 行政機関自らが基本的な動物の保管処遇を改めていただくことが急務です S,Ma 2009/09/24

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コメント

民主党政権にして頂きたいことは、業者保護を止めて欲しい、全くそれです。
腹が立つ!

安楽死忌諱の風潮も一皮剥けば、保護活動のビジネス化ですよね。

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