「良くないことは良くない」Ⅳ
招き猫さん
ご意見ありがとうございました
> 市民活動家も裏社会と繋がっていて、裏と表を使い分け、なりすましもネット上だけでなく、一人で10の団体を使い分けたりしている。
関西地区の問題はご指摘のように多くの問題があることは周知のことです
特に大阪はペットショップの指導等にも熱意を見られないことが多く 彼のオランウータンの密輸事件のペットショップについてもあまりにも間延びした対応に愕然といたしました
私は特に被告と検察や裁判官に市民の関心がない事件として印象つけられたくないので第二回目以後の裁判はすべて傍聴しましたが行政機関の方のお姿は殆ど見ませんでした
他の苦情の多いぺットショップの査察を地元の方が要請されても店側が「見せてくれない」等の理由で立ち入れないとの事もあったようでした
あまりにも多い脱線形の「動物あいご」の活動家に疲れておられるのかもしれないとも感じます
本日8/5NHKクローズアップ現代で 繁殖と販売の問題を取上げておられました
社会一般に問題を提起されたことは良いとして なにかもどかしさを感じる内容でした
またも 彼の熊本市が行政改革の良き例として扱われていましたが 犬舎に繋がれた犬たちは首吊り状態の不適切多頭数飼育そのものを表していて 適切な飼育の手本としての行政機関としての役割は無視されていると感じます
週刊ポスト紙にも褒めて「異色の存在」と評されていますが 依頼者「全て」を
一旦は断ることは当に行政機関としての義務の不履行で「異色の存在」だと感じています
殺処分状況の説明に[職員が小窓から覗いて犬の死亡を確認し----亡骸はそのまま焼却炉へ落下する仕組み---]と書いてありますが 行政獣医師による死の確認がされないのであれば問題です
他府県行政機関で過去にも何例か致死確認がされないまま焼却炉で蘇生した例もあり 致死の確認は別の意味での「生命の尊重」には大切なことです
記者のレポに[生まれたばかりでニャーニャーとなき続ける子猫もいた]とあるが信じられない光景であります((S,Ma注-下線と太文字は私の加筆です)
殺処分頭数の半減ばかりが話題にされていること事態にもどかしさを感じています
偏った意見に疑問をもたれない報道関係者の現状認識の不足を感じてしまいます
法的に繁殖や販売の規制がゆるく需要と供給の不均衡が現状の殺処分の元を成しています
人工繁殖による供給過多であることは誰かが「責任」をとって人工淘汰をしなければならない現状にあります
生後8週齢までは母親から離さず 譲渡 販売をさせないことは動物行動学に基づく学問的な理由があるのですが改正には盛り込まれませんでした
それがもしも業者への気遣いであれば情けない限りです
「良いことを良いこと」として陽性強化することの大切さと共に「良くないことは良くない」と理論的に理性的に語ることも大切ではないでしょうか S,Ma
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コメント
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招き猫さん
コメントありがとうございました
先にお伝えしましたように当ブログ内での個人名はなるべく控えさせていただきたいので 申し訳ありませんが伏字とさせていただきます
編集のご無礼をお詫びいたします S,Ma
動物愛護分野で一働きしたい国会議員が最優先してやるべき事は、ペットの繁殖・生態販売の市場の縮小、規制、構造改革ですよね。
登録業者だけで、年間100万頭が繁殖生産され、1万頭の犬猫が輸入されている。これを放置して、殺処分頭数を減らせるわけがない。
今の愛護は異常です。
本気で取組む姿勢が見られない。だから浮ついたキャッチコピーに付和雷同して、状況は悪化する。
ペットの”純血種”?有難がる代物じゃない。
9月23日23:10~24:00、NHK・BS1で「イギリス 犬たちの悲鳴 ブリーディングが引き起こす遺伝病」が再放送されます。(今年5月末放映)
是非、ご覧下さい。
OOさんはいつ保護活動へ移行したんです?
OOさんが現場に通じている筈もないですが・・?それとOOOOさんもOOさんも、長年、市民活動でメシを喰っている素人(無資格者)なのが気になりました。
乱脈な繁殖・生体販売業界の問題点が、クローズアップされるのも、需要を上回る過剰供給に不況の打撃が重なったのが要因。動物福祉意識の向上でここまで漕ぎつけたわけではないのが残念です。
繁殖業・生体販売・保護活動が分かち難く営利で結びつき、保護活動のビジネス化の加速が問題となっているのに、そこをクローズアップした報道はほとんど見ません。
変ですね。
投稿: 招き猫 | 2009年8月 6日 (木) 12時58分