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2009年6月 2日 (火)

安楽死処置否定の現状に思う

最近 日本はどの分野でも理念無き刹那的やすらぎ派が増えているように感じます

私に届く動物関連の情報 相談にも以下のようなことがありました

l  自治体施設の長(非動物専門職)の方が不妊手術の啓発に非積極的(否定的)である

哀れであるということらしいのです

l  民間施設で多頭数飼育の結果土地の汚染が顕著になっている

問題行動を隠してでも 安易とも思える譲渡を推し進める傾向にあり譲渡先で咬傷事故が起きているし 譲渡された動物にも被害が及んでいる

l  ところでS,Maさん、○○自治体が今、 安楽死肯定派と否定派で感情入り乱れてとてもしんどそうです。現場のボランティアさん、獣医さんが安楽死肯定派で、なんだか、○○自治体職員が否定派???
>
どうなっているのでしょうね。

l  地域猫という名の下に不妊手術だけを勧めて 虐待防止や給餌に無関心であり

結果として猫が哀れであり 遺棄の場となっている

不適切多頭数飼育者がリーダーとして「啓発」に関わることは理念無き活動では無いのか?

l  例年墓参に訪れる墓地にも 子猫や病気の猫が毎回目に付く

餌付けの形跡があるが 常に310匹の猫たちがたむろしている         約6ヶ月くらいの間隔で墓参しているが その都度顔ぶれが入れ替わり 地元ではないので救護活動もままならず後ろ髪を引かれる思いで墓地を後にする

l  地域猫活動とされているが遺棄の場になっているのではないか

行政機関では当然のことながら「殺処分」が職務に入っていることを承知で就業されているはずですが 現場での獣医師や職員が不適切譲渡に傾くことで殺処分を回避し 自らの安らぎを得ようとされているかのように感じることが増えています

また 国民を啓発すべき組織的活動さえも遺失物法の解釈に疑問を生じさせるようなQ&Aとして公開をされたり 「不妊手術」と「譲渡」さえしていれば「安楽死処置」を口にしないことが活動の基本にされていることは動物福祉の基本理念の喪失であると感じます

 

「譲渡」の促進を呼びかけるあまりに不適切譲渡さえもが「心優しい」行為とされ 新たに動物を迎えられる飼い主さまと 周辺社会への迷惑を犠牲にしているように感じます

そして もっとも大切な「動物福祉」が疎かにされ 救護動物の保管期間中も「救命」のためといういいわけに不適切多頭数飼育を自慢されるようなことも起こっています

「動物愛護」の名の下につらいことからは逃れて「自己愛護」の活動に陥っているとしか思えないのです

個人的な活動であればまだ譲れますが 組織的な活動であれば 動物と新たな飼い主様と社会への思いやりが欠けた安楽死処置否定の譲渡で事を収めることは間違っていると感じます

動物の福祉に関わる人々が誰のための活動であるのか再確認をしていただき なすべきことから目を逸らさず 自らの救済であるのか 動物の福祉を向上させるための活動であるのか 自問自答していただきたいですね

私は安楽死処置の必要性を広報し啓発に力むあまりに「S,Ma100匹いたら100匹殺さなければ気がすまない人です」と評されているらしく 先日も真偽を確かめたいとのお電話を頂きました

無論 私自身も多くの動物の譲渡をしてまいりました

知識の乏しかった活動初期の頃には私も「不適切譲渡」で数々の失敗を経験しています

その経験があってその後に安楽死処置の必要性を説くことになりました

だからといって100%の殺処分は自分自身が受け入れられません

自分なりの条件を満たすことで 譲渡実績頭数が少数となることがあっても 0ではなく今も幸せを頂いている飼い主様との交流は続いています

手元にいる犬の2匹のうち1匹は余命6ヶ月と2箇所の動物病院で診断された老犬で 公的機関からの譲渡を受けた新たな飼い主様が精神的に耐えられないとの相談を受けて引き取りました

長い浮浪状況での餌付けをされていたところを 知人が餌付けの人に説諭をされてようやく浮浪から救護された犬でした

生涯の終わりに人は優しいところもあることを知らせたくて看取るつもりで引き取りましたが 極端に臆病ではありますが気立てはよく家族として共に不満は無いようです 

予測に外れて 現在2年以上になりますが穏やかに過ごしています

動物愛護なり 動物福祉に関わろうとする人々に 100匹いたら100匹殺さなければ気がすまない人は精神障害者でなければありえないと思います 

誹謗中傷をしても意に反する人を陥れて自己満足をすることは 動物は好きでも人を思いやれない「社会的に大人になれない人」のように思います

救護活動に携わる時代の背景や知識の取り入れ方で判断は大きく左右されます

その時代背景を無視して現在進行形のことのように個人に対する非謗中傷をすることに力を注いでおられるブロガーがおられますが愚かなことです

常に新たな知識に触れ 時代の要請に沿った「動物の福祉」に関心を寄せてくださることを願います

そのように捏造してでも評価を落として安楽死処置の必要性を説くものを誹謗中傷をされることは 闇の社会に殺処分をさせることを容認させる危険性をはらむことに気付いてください

【動物福祉は人の福祉と同じです❤動物が幸せな時代は人も幸せです-S,Ma

【不妊手術は生後6ヶ月頃に済ませましょう この一匹の不妊手術で将来の100匹の不幸を防止できます-S,Ma

【性格や大きさが明確な 成犬猫の良さを見直しましょう- S,Ma

【適性譲渡とは「安心」「安全」が基本であり 社会に送り出す動物が「不安」「忍耐の強要」「偏共生」とならない配慮が必要である-S,Ma

【幸せな動物に接する人の幸せ 不幸な動物に接する人の不幸 単に動物のためではないことを知っていただきたいですね-S,Ma

【譲渡に際して人も動物もともに幸せを合言葉に 安易な譲渡は 不幸の種まき-S,Ma

【現状での現実的判断では安楽死処置は動物福祉からは切り離せないものです-S,Ma

【安楽死処置回避のための遺棄や多頭数飼育は何としても是正する必要があると考えています-S,Ma

私の考えに過ぎないが【「人工発生」と「人工淘汰」の原則を守る必要があると主張する-S,Ma

【人工繁殖=人工淘汰・自然繁殖=自然淘汰・が私の考えの基本である-S,Ma

【繁殖業者が職業としてある現状では犬猫等の飼育動物は人工繁殖とみなすから人工淘汰=安楽死処置が必然となる-S,Ma

【慈善が偽善とならぬ範囲は 理性ある自覚が必要である-S,Ma

好きな言葉は[諦めるけど諦めない-S,Ma]

状況が整わなければ今日はあきらめるしかし 明日か 数日後か 数年後 あきらめずにトライすると言うことです

殺処分0は数字では簡単に達成できますが 世界最大の動物福祉団体「英国動物虐待防止協会-RSPCA」でさえもというよりも 動物福祉に徹すればこそでしょうが安楽死処置0ではないことを考えてくだされば幸です 

【人も動物も共に幸せであって「共生」の意義がある-S,Ma

[私がしなければならぬことが何であるかを決める人間は世界中にただひとり この私自身だ] オーソンウエルズ監督「市民ケーン」より

しなければならないことはしなければならないのですから地道にやり遂げる努力をいたしましょう  2009/06/02  S,Ma

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