行方不明の犬を探すときに
この犬は神戸市動物管理センターで譲渡待機犬として「チャー君」と
呼ばれて世話を受けていましたが
05/4/27飼い主が判明し 晴れて
飼い主返還となりました
神戸市動物管理センターに収容したのは3/25
飼い主は「ビーグル雑種」として届けておられたため
第一印象がビーグルという感じで受け止め難く 該当ナシと言われました
保管台帳に記載された事項との不一致が招いた行き違いでした
この例が示すように 見る人の主観の差は大きく違うこともありますから
飼い主は行方不明となった時点で
必ず保管施設に足を運び 確認されることをお勧めします
それが動物の命に関る大切なことだと知ってください
現在の神戸市動物管理センターでは通常譲渡対象とされた犬は
譲渡待機犬として保管されますが 人との共生に不適切と判断して
譲渡対象に適合しない場合は
保管日数6日間(休日を除く)を経過すると殺処分されます
今回は神戸市の成犬譲渡制度が確立していたから救命されました
が
それ以前であれば3~6日で殺処分されていたのです
行政機関も救命の努力をしていますので 市民の皆様も神戸市の動物行政に
関心を寄せてください 市民の関心がなければ予算配分もなく
動物の保管の処遇に大きな影響があります
譲渡対象犬については社団法人日本動物福祉協会会員が中心
となり ボランティアを募って 平日休日の譲渡対象犬の世話をしています
官民協働の事業は全国でも例がなく神戸市の先進的な施策の一部分です
市民の関心が動物の救命 保管状況の改善に繋がります
適切で理性的な提言ができるような知識を持ち 社会に置き去りにされる
不幸な動物がいることを忘れないでやってください
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